実は、私には今年高校3年生になる娘がいます。
・・・というと歳がばれますが・・・。
今の時代はもう、学校の宿題や課題に関してもワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンソフトやネット接続環境を備えたPC環境は必須(もちろん、家庭におけるPC環境の有無での不公平があってはいけないので、無い場合もすべて手作業でも対応可能ではあるそうですが・・・・。効率的に不利ですよね・・・・。)ですし、学校や部活の連絡網も携帯電話を含めてメール環境があることを前提に運用されています。
当家では、私がweb系の仕事をしていることもありまして、家族使用でのPCの導入、接続環境のブロードバンド化が早かったことに加え、
「これからはIT技術を把握し、情報をうまく処理できないと時代の波に乗り遅れてしまう。」
との考えから、子供が小学生の頃から自由にPCが使える環境をつくってきました。
・・・・と言いますと、単にネットを使わせっぱなしのいわば"ネット放任主義"と思われるかも知れませんが、それは違います。
ご存じの通り、ネットは大変便利である反面、子供に有害なサイトへも簡単にアクセスできます。
ネットには、こういった不用意な訪問者を捕まえる罠もたくさん仕掛けられている訳です。リテラシーが低ければ大人だってはまるこういう落とし穴に、子供であればなおさら引っかかってしまいます。
また、使用時間もそうです。ネット依存も度が過ぎると経験上、取り返しがつかないこともわかるので、あらかじめ1回あたりのアクセス時間を決め、宿題でもっと長時間必要な場合を除いて制限をすることも大切です。
さらに、セキュリティの問題もあります。勝手に実名や住所、メールアドレスなどを入力してしまわないようにもしなくてはなりません。
子供にネットを使わせると言うことは、家族の誰か・・・ウチの場合は私ですが・・・・が管理者となり、適切な使用がなされているかどうかを常に監視、管理しなくてはならないのです。
会社のアドミニストレータと同じですね。
まずは子供のログインアカウントにwebアクセスフィルタをかけ、有害と思われるサイトへのアクセスを禁止。さらに定期的に使用時間、アクセスログなどをチェックして必要であればアクセス制限の調整をしていく・・・・・・。教育のためとは言え、子供にPCを使わせるというのは、その様な継続的努力を強いられることなのです。
私自身もデジタル機器についての扱いは自信がありますが、好奇心旺盛で物心ついたときからデジタル機器に囲まれている今の子供達は、想像以上に器用に使いこなします。その能力たるや侮れません。
携帯電話もそうです。ウチでは娘の携帯に携帯会社が提供しているwebアクセス制限を利用しています。今のところ携帯では各キャリアが提供するこの手のサービスに頼るより方法がありませんので、規制の基準もおおざっぱで、どうも使い勝手が気に入りませんが仕方ありません。
ところが驚いたことに、娘の話に寄りますと、知る限りの同級生、後輩などで家のPCや自分の携帯にアクセス制限などをかけられていたりする人はいないというのです。
彼女はなにもアクセス制限を取り外せと言ってきた訳ではないので、おそらく信憑性は高いと思うのですが、これは由々しき事態ではないでしょうか・・・・。
子供(高校生を子供と言うかどうかは別として)が全く自由にあらゆるサイトにアクセスできる環境。
あるweb制作会社の方は私に言いました。「玉石混交のネットで、自分に有用な情報を判断して見つけ出せるようにするには、子供の頃から自由にアクセスさせた方が良いよ。」
私はまったく違う意見です。情報リテラシーがある程度培われるまでは、親が制限して守ってやらねばならないと信じています。
例えて言うなら、夜の歓楽街にいつでも黙ってこっそりと行ってこれる環境を子供のために用意するべきでしょうか?
あるいは悲惨な事故現場を親にばれずにこっそり見てこれる環境ってあるべきでしょうか?
PCにしろ、携帯にしろ(あるいはMACにしろ)、全く自由に触れさせると言うことは、このような普通に考えれば避けるべき事を、知らないとは言え、子供に開放してしまっているのと同じことなのではないでしょうか。
今の高校生は、普通科でもメディアリテラシーの授業があったりしますし、小学生からPCに触れたりしていて、ソフトの使い方、webの概念などについても下手をすると親たちよりずっと詳しいケースも多いです。でも、その様な危険性があると言うことには親として早く気づいていただき、対策は講じられるべきだと思います。
我が子のことです。知らなかった・・・・ではすまされないのですから。
説教くさい"se"







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